エンジニアリング事業部 アクセス担当 Tさん

Q.入社のきっかけを教えてください
私は工業高校で電子工学を学んでいました。当社に興味を持ったきっかけは、事業所が自宅からとても近く、自転車でも通える距離だったことと、ホームページに書かれていた「ありがとうを大切にする」という理念に惹かれたからです。

入社後は、4月から5月にかけて、元請け会社で配電工事に関する特別教育を受けました。その後は、落下防止用のフルハーネスを着用しての作業研修、電話工事全般の研修、ポリ管設置の研修、高圧電気用の防護資材を使用した研修など、さまざまな事業に関係する研修が行われました。
高所作業の練習では、最初は5mからスタートし、徐々に高度を上げていきました。私は高いところが得意でも苦手でもないので、あまり苦労はしなかったように思います。
Q.どんな仕事をしていますか?
現在は外線工事を担当しており、主に電柱の設置作業を行っています。
街中で電柱を立てる穴を掘ったり、実際に電柱を立てたりする作業をしていると、近隣にお住まいの方々が見に来て「すごーい!」と驚いたり、小さなお子さんたちが目を輝かせて見つめたりしてくれることがあります。そんな場面に出会うと、自分の仕事に誇りを感じますね。もちろん、山の中での作業もあり、猿が見に来そうな場所で作業をすることもあります(笑)。
雨や雪の日、石が多い場所での作業は特に大変です。穴を掘る際、土が崩れやすいため、せっかく掘った箇所がすぐに崩れてしまい、穴の直径がどんどん広がってしまいます。一方で、上手な方は必要な箇所だけを素早く掘り、埋もれる前に柱を立てるという、まさに職人技を持っています。私もいつか“建柱車”を操作する資格を取得し、技術を磨いてその域に達したいと思っています。
作業中、穴を掘っていると意外なものが出てくることがあります。陶器や、見たこともないデザインの空き缶など、思いがけないものに出会えるのも、この仕事の小さな楽しみです。不要なものを取り除いて、きれいな穴を作れると、とてもスッキリしますね。
Q.これからの目標を教えてください
目標というより、当たり前に守り続るべきことですが、まず何よりも「安全第一」で仕事をすることです。その上で、アクセス事業部の仕事以外も手伝えるように、さまざまな資格を取得してスキルアップしていきたいと考えています。まずは建柱車の操作資格を目指し、準中型免許の取得から進めていく予定です。
当社の仕事は高所作業車をイメージされる方が多いかもしれませんが、実は地下のモバイル用マンホールで作業することもあります。色々な場所で、他ではできないような体験ができるので、少しでも「面白そう」と感じた方は、ぜひ一緒に働きましょう!
私の相棒紹介します
「ラジオペンチ」です
私は細かい作業があまり得意ではないので、細かな作業の時は先の細いラジオペンチを使うように工夫しています。とても便利なので、いつも持ち歩いていますね。
